WOR-HOLI NOTE

オーストラリア異文化体験記

メルボルン日記

鉄道旅の記録と近況報告

メルボルンからの鉄道の旅【ジーロン・ベンディゴ・キャッスルメイン】 | 旅blog というような鉄道旅をして、私はメルボルンや、そこから行ける町へと精一杯観光を楽しんだ。 5か月という長い期間を一つの都市で過ごすのは初めてだった。 カフェや図書館や安…

ブックタウン・フェスティバル

もう一月も前になってしまったが、メルボルンから電車で行ける小さな町のブックタウン・フェスティバルを訪れた。 オーストラリアで「読書の秋」を満喫!【Clunes Booktown Festival探訪記】 | 旅blog 上記記事には書かなかったが、このイベントでアジア系を…

アートで旅するメルボルン

とっておきの画像を一挙公開、 と言っても過言でないほどお気に入りのストリート・アートやら彫刻やらを詰め込んだのが、以下の二本の記事である。 メルボルンで屋外アートを究める!【ストリート編】 | 旅blog メルボルンで屋外アートを究める!【光のビー…

メルボルン三大動物園めぐり

アラサー女一人の動物園めぐりというのが、孤独だと思ったら大間違いである。 私はけっこう動物園が好きであり、シェアハウスから片道2時間も3時間もかけて、サンドイッチとポテチ持参でメルボルンの主要動物園をまわった。 そのときの記録が、以下の記事…

ゴールド・ラッシュの町

パートナーのKがメルボルンに来たとき、バララットという町へ2泊3日の小旅行をした。 そのときの記録が、以下の文章である。 ゴールド・ラッシュの町へ【オーストラリア、金鉱の歴史をめぐる旅】 | 旅blog もちろんオーストラリアがパラダイスであるわけで…

サイレント・チェンジ

語学学校のラウンジで、アルゼンチンの同い年の女の子(っていうのもアラサーだしキツくなってきた。女性?)と話した。彼女に 「メルボルンでもマテ茶飲んでる? どこかで買えないかな?」 とたずねたのが、会話のきっかけだった。マテ茶とはアルゼンチンの…

メルボルンでの穏やかな日々

メルボルンで学生をやってよかったと思う点は多々あって、それを要約すると、簡単に居場所が見つかるということだと思う。 日々いろいろ悩みもあるけど、メルボルンが私にとって穏やかに過ごせる土地だということが、下記記事の行間から感じていただけること…

マイ・パートナー・イン・ジャパン

Kとは一昨年スペイン巡礼中に出会い、南米を共に旅して、そのあいだにパートナーとなった。今、私は彼を日本においてオーストラリアにいるわけである。 オーストラリアに発つ前、私は彼の地で何かしらつかんで帰りたいと思い、 「大きくなって帰ってくるか…

私はそれを持ち歩けない

ニュージーランドの首相が、今年産休をとるという記事を読んだ。37歳の女性首相だという。 フランスだけでなくここオーストラリアの隣国でも、若いリーダーが誕生していたのか。女性首相だったなんて知らなかったし、その上産休! なんだか感動した。世界…

ハッピー・サマー・ニュー・イヤー ⑵

節約続きの日々のなか、ついつい財布の紐が緩んでしまうのが、本だ。 この夏休みはさほど遠出をすることはなく、公園→本屋か博物館→図書館→スーパーのパターンで過ごした。 オーストラリアで本を買おうと思うとけっこう値がはるが、バーゲンブックや古本屋、…

ハッピー・サマー・ニュー・イヤー ⑴

新年あけても、さほどおめでたい気分にはならない今日この頃である。 というのも、メルボルンは真夏であり、本日など領事館から注意と水分補給を促すメールがくるほどの猛暑。私は例のごとく図書館に避難して、本を読んだり予習をしたりしているのであって、…

虹と難民 ⑵

州立図書館の前で配られたビラには、数日後、同じ場所で、難民の待遇についての演説をすると書いてあった。 その日その時間、図書館の前に行ってみると、難民キャンプで死んだ人々の写真が掲げられていた。 聴衆はさほど多くなかった。しかし景色に溶け込ん…

虹と難民 ⑴

昼過ぎに学校が終わると、私はたいてい州立図書館に出かける。広い自習机がたくさんある美しい図書館で、その日の復習や課題をすませるのが日課だ。 その図書館の前にはゆるやかな階段状の広場があり、路上ミュージシャンや社会運動家らをよく見かける。 そ…

完全なる同意

尊敬できる教師というものに出会える確率は、何パーセントくらいなんだろう? 幸い私はオーストラリアで、そんな教師に出会えた。語学学校の講師、ポールである。 ***** 私の英語力は低くはないが高くもなく、文法は理解できるものの、会話がさっぱりで…

「ライフ・イズ・ショート」の世界

先日語学学校の授業で、“life”を使った慣用句が話題になった。 教わったのは、以下のようなもの。 “Life is one time offer, use it well.”(人生は一回しかないから、有効につかえ。意訳、以下同) “Life is short. Smile while you still have teeth.”(人…

私は考える葦である

外国人は、よく肩をすくめるような動作をする。そのしぐさは日本では見られないものであり、そんな動作を日本人がしているのを見ると、私は無性に腹が立つ。 先日語学学校で、そんな現場を目撃した。そしてもれなく反感をもった。 無論、他人のことに干渉す…

リ・デザインのはじまり

世界一周から帰国するとき、再び日本の企業で働くのは無理だと思った。それにできれば日本にもいたくない。外国にいるときのほうが、私はハッピーである。 そんなことを言うと、 旅行していると他国のいい面ばかりが見えるからそう思うのだ、日本ほど安全で…