ブックタウン・フェスティバル
もう一月も前になってしまったが、メルボルンから電車で行ける小さな町のブックタウン・フェスティバルを訪れた。
オーストラリアで「読書の秋」を満喫!【Clunes Booktown Festival探訪記】 | 旅blog
上記記事には書かなかったが、このイベントでアジア系をほとんど見なかったのは、少し意外だった。
メルボルンには本当に多くの移民がいる。
しかし英語を母語としない移民や第二外国語として勉強する学生には、わざわざ遠くまで英語の古書を探しに出かけるという気は起こらないのかもしれないし、そもそも移民の中には読書より普段の生活だ、という人も多いのかもしれない。
田舎になればなるほど移民や学生の人口が少ないというのも、大きな要因だとは思う。
それでもメルボルンを歩けばこれだけ同じ顔をしたアジアの人々がいるのに、なぜ……という小さな引っかかりは拭えなかった。
オーストラリアの読書文化は、どの人種にも等しく浸透しているものではないのかもしれない。