WOR-HOLI NOTE

オーストラリア異文化体験記

ハッピー・サマー・ニュー・イヤー ⑵

節約続きの日々のなか、ついつい財布の紐が緩んでしまうのが、本だ。

この夏休みはさほど遠出をすることはなく、公園→本屋か博物館→図書館→スーパーのパターンで過ごした。

オーストラリアで本を買おうと思うとけっこう値がはるが、バーゲンブックや古本屋、無料のブック・エクスチェンジコーナーを駆使すると費用はかなり抑えられる。
たゆまぬ本屋探索の努力によって、私はそうしたgood・book・spot(勝手に命名)をいくつか発見した。

活字中毒者である私はそうした場所に行くたびに

「今買わなかったらもうなくなるかもしれない、この出会いを逃さず私のモノにしたい」

肉食女子のような思考になって、この1か月で何冊買ったことであろうか。

おそるおそる数えると、

児童書3冊
紀行文4冊
オーストラリアの歴史5冊
その他2冊

(もちろん全て英語)

昨日も本屋で2冊買ってしまい、その金額は食費10日分と同額であった。

メルボルンにいる間に読み切れるのだろうか。答えはNoである。
現時点で読み終わったのはたった1冊だけなのだ。

これに日本から持ってきた英語の参考書が6冊と文庫・新書が6冊、語学学校のテキストが4冊……。

それもこれもシェアハウスに引っ越し、荷物を部屋においておける環境になったからであるのだが、ブログ書いてる暇があったら本を読み、読み終わった本を友人かブック・エクスチェンジに寄付して、来るべきメルボルン出立に備えたほうがよさそうである。

まして私はバックパッカーとしての矜持を貫くためにバックパックで来ており(スーツケースを2つ持ってきた元ルームメイトからは「クレイジーだ」と言われた)、このままでは移動どころかパッキングも不可能だ。
今日は『くまのプーさん』を読み終えるべく、図書館にこもる予定である。

ということで、私の正月はミカンも餅もないかわりに本に囲まれて幸せであり、日常もそこそこ楽しくやっているという話であった。

 

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(「いやーついつい買っちゃうんでげす」「あんた、どんだけかさばると思ってんのよッ」州立図書館ギャラリーの像が、そう言ってるように見えてならない)

 

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